課題
・広告のリーガルチェックの必要性を周知させたかった
・地上波CMは予算規模や窓口の確保など、検討段階ではハードルが高い面があった
・ブランディング的に、安心・安全に広告を出稿できる媒体を探していた
実施プラン
・経済プレミアム
「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」などの、テレビ東京を代表する主要な経済番組へ広告配信するパッケージ
成果
・問い合わせが最大約1.5倍に増えた
・「CMを流している」と取引先や知り合いから声をかけられた
・商談時にお客さまから「CMを見た」と言われた
薬機法や景表法に特化した広告表現チェックツールを提供する「株式会社トラスクエタ」(東京都)は、ブランディングや認知拡大のために「テレ東広告」を通してTVerCMを出稿されました。
その結果、問い合わせが最大約1.5倍に増えたと同社代表取締役 CEOの髙橋聡さまはおっしゃいます。テレ東広告の導入経緯や、成果を出す上での工夫点などを伺いました。
AIツールで、リーガルチェックの2つの課題を解決したい

——貴社の概要や事業内容を教えてください
広告のリーガルチェックが簡単にできるAIツール「TRUSQUETTA」を当社は提供しています。目視などの人的な作業で今まで行っていた文書の最終確認をAIでできる仕組みです。
当社は元々、Web制作会社でした。Webサイトやランディングページの制作を請け負う中で、付加価値として広告の監修も2015年頃からスタートさせました。すると、監修の依頼が増えてきて、2020年にツール化に踏み切った形です。2020年4月のリリース当時はユーザーが10社程度でしたが、6年目にあたる今年2026年の2月には4,000アカウントを超えました。
——テレ東広告を利用する前には、どのような課題があったのでしょうか
当社のサービスには、2つの大きな課題があります。まずは、リーガルチェックの重要性が周知し切れていない点です。企業の多くで、リーガルチェックの文化が根付いていません。誰でも広告が配信できるようになったからこそ、チェックが重要であり、専門的な知識がなくてもツールでできる点を知ってもらうのが課題でした。
もう一つは、法務部や品質管理部がある企業(潜在層)に認知を広げることです。リーガルチェックの機能があっても、すべてのクリエイティブの確認がその部署や担当者に集中して、チェックが終わるのに数カ月かかっている場合もあります。当社のツールを使って現場のクリエイターのチェックだけで済むようになれば、効率が上がり、新商品もどんどん出せるようになるはずです。
だから、クリエイティブチェックをやっていない会社にも・すでにやっている会社にも認知を広げるというプロモーション上の課題がありました。
中小ベンチャー企業には革命的!テレ東の魅力的なコンテンツが出稿先選定の決め手に

——テレビCMなど、多くの媒体がある中で、テレ東広告を選ばれた理由は何ですか?
正直に申し上げますと、テレビCMはハードルが高いです。当社のようなスタートアップでは、大手広告代理店とコンタクトがなかなか取れません。テレ東さんとつながることすらできないのが現状です。テレビ局と直接コンタクトが取れて、低コストで出稿できるテレ東広告は、中小ベンチャー企業にとって革命的でした。
テレビ以外でマスに認知を取ろうとすると、電車広告・タクシー広告・街頭ビジョンなどがあるものの、高額なわりに、電車のディスプレイ広告はビジネスパーソンが見ているかの判断が難しい。タクシー広告も乗車した人にしか届かない…。TVerであれば、コンテンツ力さえあれば、多くの人に見てもらえます。見たい時に見られる点でユーザー側のメリットも大きく、テレ東はコンテンツも魅力的だったため、テレ東広告に決めました。
——TVerの利便性やテレ東のコンテンツを評価してくださったわけですね
広告の表示面も、重要視していました。TVerCMは出し先が絞れるのが大きなメリットです。ほかのディスプレイ広告では、意図しない場所に広告が表示される場合があります。当社のサービスはリーガルチェックに近い性質があるため、ブランディングが非常に重要です。炎上を招きやすいコンテンツや、当社のイメージに合わないサイトに表示されてしまうとディスブランディングになります。当社サービスとコンテンツの親和性が高くて組みやすい相手だったのもテレ東広告を選んだ理由の一つです。
——テレ東広告を知ったきっかけは何だったのでしょうか
入口は「ガイアの夜明け」でした。「ガイアの夜明け」のような、経営者の生きざまをストーリーにしてくれる番組が好きで、自分も出てみたいと思っているほどです。そのような番組はテレ東さんぐらいにしかありません。経営者として「出たい」と思えるブランド力と信頼性を持つコンテンツを持っていたため、TVerの中でもテレ東さんを選んだ部分があります。
テレ東広告×つり革広告で問い合わせを最大約1.5倍に!認知拡大には媒体の掛け算がコツ

——出稿の成果はいかがでしたか?
経済番組の枠に配信される「経済プレミアムパッケージ」で出稿しました。元々付き合いがあった広告代理店の方から「TVerでCMを見ましたよ」と声をかけられましたね。アンテナを張っている方々にはリーチしやすいと実感しました。
広く浅く認知を取ることが目的だったため、問い合わせの導線は意識していません。当社を皆さんに知ってもらい、「うちも、こういうツールを入れているな〜」と既存のクライアントに想起してもらうことが主な目的でした。それゆえ、問い合わせ時の経路選択に「TVer」は設けませんでした。それでも「TVerで見ました」と打ち合わせ時に言われたぐらいです。
——定量的な成果も伺えますか?
問い合わせは、最大約1.5倍になりました。広告は掛け算だと思っています。3つくらいの媒体で認知を取らないと「信頼性がある」とユーザーは想起してくれないと言われています。その中の1つとしてTVerは非常に効果的でした。
つり革広告も、TVerと同時に出稿したのです。つり革広告も、TVerと全く同じ世界観のクリエイティブにしました。「TVerで見たことがある!つり革でも見た!」という形で認知を取っていこう・覚えてもらおうと考えたのです。複数媒体での出稿は広告効果を上げるコツですね。
ゼロから構築してきた市場の拡大とBtoB顧客の攻略にテレ東広告を活かす

——貴社の中長期的なビジョンや戦略としてどのような考えをお持ちですか?
発信をどのようにしていくかは中長期的な課題です。ユーザーは2〜3年すると飽きてしまいます。ブランディングとして知名度や信頼性を向上させる上で、大手企業のようにずっと同じトンマナやクリエイティブやキャッチコピーでやり続けるのが良いのか・時代やユーザーに合わせて変えていくのか。まだ測りかねているところで、ABテストをしながら検討していこうと考えています。
——マーケティング面はいかがでしょうか?
マーケティングには、「ゼロの市場を開拓する」と「すでにある市場でシェアを獲得する」の2つがあると思っています。当社の課題は、「ゼロの市場を開拓する」でした。広告チェック市場は、私たちが作り始めたものです。OK・NG表現のデータベースを体系化し、特許を取得してツール化できたのも当社が初めてです。ゼロベースの市場を自分で作り、マーケティングをしていくのは大変な作業でした。すでにある市場でシェアを取っていくように価格勝負などの正攻法もありませんから。
BtoCとBtoBでも、マーケティングが全く違います。クライアントワークでやってきたのはBtoCが多かったのですが、BtoBで同じようにやっても駄目です。TVerもBtoCの商材が多い媒体である中で、BtoBのマーケティングをどう行うか。悩んだ末に、テレ東広告の「経済プレミアムパッケージ」のような、40〜50代のビジネスパーソンがよく見るコンテンツに出稿することで、BtoBでも親和性が高いマーケティングが実現できたと考えています。
地道な種まきが、テレ東広告の効果を向上させる

——テレ東広告をこれから利用される方にメッセージをお願いします
スタートアップの経営者さん、資金調達ばかりに意識が向いていないでしょうか。
資金調達も大事ですが、ランディングページや資料を作り、トークを磨き、お客さまに会うほうが重要だと私は考えています。サービスが良いなら、リストづくりやテレアポを続ければ売上は上がるはずです。自分でできることを、まずはやる。続けていれば、チャンスは生まれます。
アイデアや広告一発で儲かるようなことは基本的にありません。泥臭く営業の種まきをしつつ、テレ東さんの「信頼性・コンテンツ力」を掛け合わせるからこそ、「あの会社から電話がかかってきたのか」と思ってもらえるのです。
真っ当な商売をしていて認知拡大を図る段階であれば、大手のような資金力がなくても、テレビ局と直接コンタクトが取れて、人気番組の視聴者向けに低コストで広告が出稿できるテレ東広告は、親和性が高いメディアだと思います。
当社は、問い合わせを最大約1.5倍にできました。当社のように、テレ東広告があなたの役にも立つことを願っています。
取材ご協力者様
株式会社トラスクエタ
代表取締役 CEO 髙橋聡様
デジタルマーケティング・業法対応(薬機法・景表法)のプロフェッショナリスト。単品リピート通販のランディングページなど、インターネットからの来客数(EC、リアル店舗)を増やすデジタルプロモーションに実績を持つ。美容系サプリや健康食品など、累計400サイトのデジタルマーケティングに携わり、売上アップや集客のメソッドを提供してきた。年商1億円未満の小中事業者のお悩みから、上場企業の大型案件まで幅広く対応。登壇したセミナーには今まで200社以上が参加。