リアルタイムでの視聴が当たり前だったテレビ番組も今や、スマートフォンで「好きな時に、好きな場所で、好きな番組を」見るオンデマンド視聴が主流になりつつあります。
この変化の代表的な役割を担うのが、「TVer(ティーバー)(※1)」です。TVerは、民放各局が提供する見逃し配信サービスとして幅広い層に支持されており、広告メディアとしても注目が高まっています。
この記事では、これからTVerへの広告出稿を検討する方に向けて費用面を深掘りしていきます。プラン別の料金体系や予算別の出稿イメージ、事例を用いた具体的な相場感までご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
※1…TVerおよびTVerのロゴは、株式会社TVerの登録商標または商標です。
✅ TVer広告の特長と他の動画広告との違い
TVer広告の大きな特長として、各放送局を横断し、視聴者層を細かく絞り込んだ効率的な配信が可能です。具体的には、以下のような項目で広告配信を最適化できます。
| 番組ジャンル | ドラマ/バラエティ/報道などメインカテゴリに加え、恋愛/サスペンス/生活情報などのサブカテゴリまで指定・除外 |
|---|---|
| 視聴者属性 | 性別、1歳刻みの年齢、地域(都道府県、市区町村)など詳細情報でターゲティングが可能 |
| 興味関心 | TVerの独自データ(ユーザーアンケートなど)に基づき、ビジネス・経済、自動車、ファッションなどカテゴリで配信 |
一方で、放送局が独自に展開する広告プランを除いて、基本的には特定の番組へのピンポイントな広告出稿はできません。
※後ほどご紹介する「テレ東広告」では、テレビ東京系列の番組を指定して出稿が可能
また、広告を1,000回表示するごとに料金が発生するCPM(Cost Per Mille )課金方式で、数万〜数十万規模の予算から出稿を検討できる点もポイントです。
テレビCM・YouTube広告との違い

テレビCMは一度に幅広い層へのリーチが可能で信頼性も高いため、ブランドイメージの確立にもつながります。一方で、潤沢な予算が必要になり、ターゲットの細かい設定や計測面での柔軟性には欠ける面もあるでしょう。
YouTube広告は低予算から出稿が可能でターゲティング精度は高いものの、視聴完了率の低さや流し見など視聴の質にはやや課題があります。
TVer広告はこれらの動画広告メディアと比較して、テレビCMのような幅広いリーチとYouTube広告のような詳細なターゲティング設定を両立させることができ、10万円規模の予算からでも出稿可能です。
✅ TVer広告の予算別出稿イメージ
ここでは、実際に10万円規模からどのようにTVer広告が活用できるのか、出稿のイメージをご紹介します。
小規模出稿(10〜100万円規模)
TVer広告は10万円規模からでも出稿できることがポイントです。例えば、新規サービスの認知拡大や特定のキャンペーン告知といった目的で、まずはテスト的に出稿したい場合に適しています。
プランによっては、数万円の予算からでも一定のインプレッション数を確保できるので、テレビCMではハードルの高い中小企業やスタートアップ企業でも、手軽にTVer広告の活用を始められます。
中規模出稿(100〜1,000万円前後)
予算を数百万円単位で確保できている場合、より広範囲なリーチが可能になります。例えば、新商品の発売プロモーションや、テレビCMと連動したキャンペーン展開などに効果的です。
この規模になると、ターゲット層に合わせた詳細なターゲティング設定や、複数の番組ジャンルを組み合わせたプランニングで、より戦略的な広告配信も実現できます。
大型キャンペーン(1,000万円〜数千万円)
この規模になるとテレビCMと並行して、あるいは補完する形で、より効率的で多面的なアプローチも可能になります。
テレビCMではブランドやサービスの印象付けを行い、TVer広告でジャンル別に興味関心に合わせた具体的な訴求を行うなどの活用もできるでしょう。
他の広告施策などとうまく掛け合わせることで効果を最大化し、キャンペーン全体の成功確率を高める活用ができる点もTVer広告の強みと言えます。
✅ TVer広告の料金体系
ここまでTVer広告のざっくりとした費用感とできることをご紹介してきましたが、出稿イメージの具体化が進んだら、一度料金のシミュレーションをしてみましょう。
TVer広告は視聴者層や配信期間、ボリュームなどで費用が変動するので、広告代理店やTVerの公式パートナーに相談し、具体的な要望を伝えることが重要です。そこから見積もりを参照しながら予算感に応じて、インプレッション数やターゲティング設定などを細かく設計していくのもおすすめです。
費用に影響する主な要素
費用に影響する、主な要素は以下の4つのポイントになります。
- ターゲティング制度
- 配信期間・ボリューム設定
- 番組ジャンル・時間帯別単価の違い
- 素材制作費(動画尺・クリエイティブレベル)
一方で、広告枠の在庫状況や季節要因によって料金や単価が変動するケースがあります。
特に、年末年始や大型キャンペーン期間など、広告主の出稿が増加する時期は、広告枠の競争率が高まり、単価が上昇しやすくなります。また、大型イベントや人気番組の放送直前などは、在庫が少なくなり、価格が変動することもあります。
逆に、閑散期には比較的安価に出稿できる可能性もあるので、低予算でテスト的に実施する場合などは狙い目になるでしょう。
✅ TVer広告の費用対効果を高める戦略
TVer広告を効果的に活用するためには、媒体としての特性をよく理解し、プランニングする必要があります。
テレビCMと比較しても、詳細なターゲティング設定や配信期間・ボリュームの調整ができるので、戦略次第では限られた予算内でも十分にリーチし、費用対効果を高められます。
テレビCMとのクロスメディア出稿による相乗効果
よくある活用方法としては、テレビCMで広範な認知を獲得し、TVer広告で興味を持った層に詳細な情報提供や具体的な行動喚起を行うパターンです。それぞれの媒体の強みを活かした連携は、広告効果を飛躍的に高めます。
ターゲティング精度とクリエイティブ最適化の重要性
ターゲットの属性や嗜好が具体化しているケースでは、TVer広告の詳細なデモグラフィック情報や興味関心に基づいた精緻なターゲティングを最大限生かして、自社の商品やサービスに関心を持つ可能性の高いユーザー層へ効率的に広告を配信できます。
また、広告クリエイティブもターゲット層のニーズに合わせて複数パターンを制作し、効果測定に基づいた継続的な改善を行うことで、視聴者のエンゲージメントを高め、広告効果を最大化することが可能です。
高い視聴完了率を活かした効率的な投資
TVer広告の大きな特徴の一つに、動画広告の中でも高い視聴完了率があります。これは、ユーザーが能動的に番組を選択して視聴しているため、広告に対しても一定の受容性が期待できるからです。この高い視聴完了率を活かすことで、商品やサービスの魅力を詳細に説明する動画の配信も有効になります。
また、インプレッション単価(CPM)だけでなく、視聴完了単価(CPCV)やエンゲージメント率などを重視した運用を行うことで、ユーザーの記憶へのブランド定着を図り、効率的な投資を実現できます。
✅ TVer広告をより身近にする「テレ東広告」とは
テレビ東京が提供する「テレ東広告」は、通常のTVer広告をより身近にするプラン設計と出稿方法が特長です。
ここからは、テレ東広告の特性について具体的にご紹介します。
テレ東広告の概要と特性

「テレ東広告」はテレビ東京ならではの強みである、経済情報、人気アニメ、バラエティといった月間約220〜300にも及ぶ豊富な番組コンテンツの熱心な視聴者層にダイレクトに広告を配信できます。
また、従来のTVer広告よりも柔軟な出稿プランが用意されているので、小規模の予算でも効果的なプロモーションが設計しやすい点が大きなメリットと言えるでしょう。
通常のTVer広告との違い
ここでは、「番組指定ができる」「オンライン完結で出稿できる」という代表的な2つの違いに注目して通常のTVer広告との違いを深掘りしていきます。
番組指定ができる
通常のTVer広告との大きな違いとして、番組の個別選択が可能な点があります。
経済関連を除く、ドラマやバラエティなど様々なジャンルから番組をセレクトして、ピンポイントに出稿できます。F2層(35〜49歳・女性)の視聴が多いゴールデン帯のドラマ、M3層(50歳以上・男性)がよく見る深夜のグルメ番組など、柔軟なプランニングにも適しています。
もちろん、経済関連番組や子供向け番組をまとめたパッケージプランなども充実しているので、ターゲットや予算に合わせて調整可能です。
オンライン完結で出稿できる
もう一つの大きな違いは、セルフサーブ形式での出稿です。
広告代理店やTVerの公式パートナーを介さず、広告主がオンライン通販のような感覚で出稿を進めることができます。番組の検索から⾒積もり、審査、申込までがオンラインで完結するので、出稿までのリードタイムも短縮されます。
社内にデジタル広告の運用体制が整っている場合、配信終了後にはレポートが展開されるので、低額からスタートしてチューニングしていく活用も有効です。
配信プランを選んで申し込むだけで簡単に「TVer」「ネットもテレ東」「Lemino」上のテレビ東京系の番組でCM(動画広告)を配信することができるサービスです。テレビ東京の番組を指定して配信することが可能で、最低出稿額10万5千円から出稿することができ、クレジットカードでの決済も可能です。
※テレビ東京の基準に基づき、会社及びCM動画の審査がございます。
※TVer社の提供する運用型広告とはサービスが異なります
✅ 「テレ東広告」の活用事例
具体的にどのような業種の企業が、どのような目的で「テレ東広告」を活用しているのか。事例を通じてご紹介していきます。
オンライン学習支援を行なうスタートアップA社
- 目的:企業広告および事業の認知拡大
- 予算:10万円〜
-
出稿プラン:番組セレクト
- ※番組セレクトとは:ご指定のバラエティ番組やドラマ番組などに配信できるプランです。親和性の高い番組のみに配信できるため、高い広告効果が期待できます。1番組から指定することが可能です。
自転車メーカーのB社
- 目的:クリスマス時期のキャンペーン
- 予算:100万円〜
-
出稿プラン:クリスマスプレゼント(おもちゃ・ゲームソフト)パッケージ
- ※クリスマスプレゼントパッケージとは:子ども向け商品クライアント様に向けて、クリスマス商戦に最適な配信パッケージです。12月24日・25日に需要の高まるクリスマスプレゼント商材を狙った効果的なプロモーションが可能です。
法人向け格安SIM提供サービス「ロケットモバイル」
- 目的:IoT向け法人SIMサービスの認知拡大
-
出稿プラン:経済プレミアム / 経済・ビジネス関心層指定パッケージ
- ※経済プレミアムとは:テレビ東京ならではの経済代表番組(ガイアの夜明け/カンブリア宮殿など)のみに配信ができるプレミアム商品です。
- ※経済・ビジネス関心層指定パッケージとは:経済代表番組に加えてビジネス高関心層含有の高い番組をパッケージした商品です。
✅ 小さく始めて、TVer広告を賢く活用しよう
TVer広告は10万円規模から出稿できる費用感なので、小規模なテスト出稿から始められます。一方、テレビCMとのクロスメディア展開による大規模な施策にも最適で、効果測定に基づいた継続的な改善を行えば、大規模なリーチとデータによる運用を掛け合わせることもできます。
まずは広告代理店や公式パートナーにも相談しながら、自社の目的達成に向けた最適な活用をプランニングしてみましょう。小さく始めて、TVer広告の可能性を探ってみてください。
💡 テレ東広告に相談してみる
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「最低出稿金額はいくらですか?」「CM素材がない場合、制作は依頼できますか?」「広告効果はどのくらいの期間で測定できますか?」などの質問もぜひお問い合わせください。